freee株式会社
「Smart Ad Sales」
導入事例

「Smart Ad Sales」についてくわしくお知りになりたい方は、専用サイト内の「セールス規定」をご参照ください。



「Smart Ad Sales」
テレビ
デジタル最適解科学する

クラウド会計ソフト/freee株式会社
スモールビジネス副事業部長
沢村 真治様

導入の背景

さらなる事業成長のため、
2020年秋、テレビCMを本格的にスタート

導入の決め手

「Smart Ad Sales」を選んだ決め手は
「広告効果の比較」と「CM枠の指名買い」 

導入後の効果

テレビCM放送後、
「サイト流入数」「指名検索数」の増加を実感

「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに、統合型経営プラットフォームを提供

  御社の事業内容について教えてください。

当社は「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、個人事業主や中規模法人向けにSaaS(※)ツールを提供している企業です。主力商品は、テレビCMでも紹介していた「freee会計」です。これは会計業務をクラウド上で解決するツールです。

他にも個人事業の開業手続きが簡単にできる「freee開業」や、法人を設立する際の登記業務をサポートする「freee会社設立」もご好評いただいています。さらに従業員の給与手続きや勤怠管理をクラウド上で自動化する「freee人事労務」もあります。業務フローの自動化という点は、当社が一番ご好評いただけているポイントと考えています。

さらにここ数年の新しい動きとして、政府の積極的な働き方改革推進による個人事業主の増加が挙げられます。個人事業主になると必ずやらなければならないのが、会社員の方が不慣れな確定申告です。これを簡単にしていくことも、我々が提供できる大きな価値のひとつと考えています。

※SaaS:「Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)」の略。ソフトウェアやアプリケーションの機能をネットワーク経由で利用できるようにしたサービスのこと。

- 「freee」という名前は、煩わしい業務から解放するという意味から生まれた。
ツバメをモチーフにしたシンボルは、「解放」の象徴として生まれた -
- 主力商品の「freee会計」-

さらなる事業成長のために新しい広告媒体にトライ

テレビCMを実施する前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか?


これまではおもに検索面(検索連動型広告)を中心としたマーケティング活動に取り組んでまいりました。検索面は費用対効果の点で効率がよく、しっかりと成果を出すことができて、事業も順調に成長してまいりました。

ただし検索面だけですと当然、検索をしてくれる人にしかリーチできません。この2〜3年でリーチの上限に達してしまっていたことが課題でした。

さらに事業を伸ばしていくためには別の媒体にトライする必要性を感じていました。

事例用ダミー2

決め手は「広告効果の比較」と「CM枠の指名買い」 

「Smart Ad Sales(以下、SAS)」を選んだ決め手は何だったのでしょうか? 


トライするマーケティングチャネルとして、テレビCM、YouTube、SNSの3つに取り組みました。

重視したのは、それぞれのチャネルに投下した広告予算が最終的にどれだけの事業成果につながったのか、「横並びで比較する」ということです。SASはテレビCMながら、YouTubeやSNSと同規模の広告予算でトライできますので成果の比較も容易です。このことが大きな決め手となりました。

もう一つの決め手は、自分たちのビジネスにとって価値が高いCM枠だけを指名買いできる、という点です。当社のメイン顧客層はスモールビジネスのオーナーであって、いわゆるマス層ではありません。平日は普通に働いている方々が多いので、コの字ゾーン(※)の情報番組やニュース番組だけを選んでCMを放送できれば、効率的にリーチできるだろうと考えました。

この2つの目標を同時に達成できたのがSASでした。

※コの字ゾーン : スポットCM出稿パターンの1つ。平日の朝・夕方~深夜と土日の全日に多く投入するパターンのこと。

- CM枠を指定し少額予算で購入できるSmart Ad Sales-

「自社の商品特性」と「テレビの媒体特性」を考慮したCMクリエイティブを創造

テレビCMの制作にあたり、意識した点や工夫されたポイントを教えてください。


「正しいけれど、つまらないもの」は作らない、という点を意識して制作しました。

理由は2つあります。

1つ目の理由は、当社の提供する商品が「会計サービス」だから、です。会計という堅いサービスを訴求するCMで、「経理はちゃんとやりましょう!」などと、真正面から正しいことだけを言ってしまうと、鬱陶しくて誰も耳をかたむけてくれないのでは、と考えました。

2つ目の理由は、テレビの媒体特性です。
テレビには、大手ナショナルクライアントの質の高いCMがたくさん流されています。肩を並べて面白みのないCMを放送してしまうと、視聴者にスルーされてしまうのでは、と考えました。それでウィットの効いたCMを作りたいという気持ちが強くなりました。

その結果、小学校を舞台にした「freee小学校」という設定にたどりつきました。伝えているメッセージは「しっかり経理をしましょう」という堅苦しいものですが、それを小学校の風景・あるあるになぞって子役が伝えることで、すこしクスッとしてもらえるようなCMにできたのではと思います。

「社長集合!freee小学校 社員の前でも同じこと言えんの?篇」

「サイト流入数」「指名検索数」の増加を実感!

テレビCMの放送後、どのような成果が上がりましたか?


まず、自社サイトへの流入数が明らかに伸びました。

さらに、「freee」という指名検索数が増えました。指名検索からサイトに来訪し、コンバージョン(サービス契約)にいたったユーザー数も一定量増えました。

指名検索数の増加は、テレビCMをやりたいと思った理由の一つで、今回おこなったマーケティング施策のゴールでもあったので、この成果が得られたことはとてもよかったと思っています。

今回のマーケティング施策のなかで、指名検索数が大きく伸びたのはテレビとYouTubeでした。この二つに共通するのは、我々が伝えたいと思っていたメッセージをしっかりキャッチしてくださる視聴者が相当数いた、ということです。他の広告媒体はCMを最後まで見ていただけることが少ないように感じました。

事例用ダミー1

SASを活用して「テレビとデジタルの融合」「広告予算配分の最適化」を推進したい

今後のマーケティング目標をお聞かせください。


広告媒体をつかったコミュニケーション領域では、テレビとデジタルの融合をさらに進めていきます。これまで蓄積してきた知見をもとに、媒体間で横並び比較をしながら科学していきたいと考えています。

これまでテレビCMは、短期のPDCAが回しにくく、当社にとっては評価の難しい媒体でした。それでデジタル偏重の予算配分となっていました。 SASの登場によって比較的高頻度でPDCAを回せるようになりました。もっとテレビCMに予算投下すると全体の最適化ができる、というような新しい発見につながることを期待しています。

今後のテレビCM展開は、一定の需要が見込める商戦期にはスポットCM、他のシーズンはSASで買い付けたCM枠を評価することに注力していきたいと考えています。どの時間帯のどんな番組が当社にとって一番良いのか、しっかり見極めていきます。
その過程で当社に合っている番組が見つかれば、2クールのタイムCMを検討することもあるかもしれません。

今後やってみたいSASの新たな活用法は、たとえば同じ番組のSASを4本購入して60秒の長尺CMを流す、というような展開です。テレビのメディアパワーを活用し、大きな波をおこせるような挑戦をしていきたいです。


■貴重なお話をお聞かせいただきとても勉強になりました!これからもfreee様のマーケティング活動のお役に立てるよう努めてまいります。

-新CM発表会で取材を受ける沢村様-

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